PyFileServerについて

Webフォルダでファイル共有しよう!

tags:python, webdav, pyfileserver, module
created:2005-09-19T18:09:40

Webフォルダでファイル共有しよう! PyFileServerを利用してみた。

セットアップ編

あらかじめ必要なパッケージ

PyXML: http://pyxml.sourceforge.net/

あらかじめインストールしておいてくださいね。

セットアップ

PyFileServer: http://pyfilesync.berlios.de/pyfileserver.html

ここから、「PyFileServer-0.2.1.zip」をダウンロードしてきて、解凍した後、

python setup.py install

としてください。

コンフファイルの作成

PyFileServer-example.confを「PyFileServer.conf」という名前で複製。

以下の記述を必要に応じて書き加えてください。

以下のように、リソース名(任意の名前をつけてください)とローカルパス名を記述すると関連付けを定義できます。

addrealm('docs', 'C:\PyFileServer')

また、ユーザー認証をつけるには(リソース名,ユーザーID,パスワード,説明)というパラメータで「adduser」メソッドを記述します。

adduser('docs', 'localhost\\user_id', 'user_password', 'user_description')

起動編

起動コマンド

python ext_wsgiutils_server.py --port=80 PyFileServer.conf

アクセス

Webブラウザで以下のアドレスを参照すると、「C:\PyFileServer」の内容にアクセスできます。

http://localhost:80/docs

Webフォルダとして上記のアドレスを開く事ができますので、ネットワークフォルダとして参照できます。 当然プロトコルにhttpしか用いていないので、外部に公開すればインターネット経由でのアクセスも可能です。

注釈

PyFileServerはファイル名をutf-8でアクセスしました。 したがって日本語ファイル名があるとエラーとなります。 おそらくこれは私のPythonカスタマイズで「utf-8」を指定しているからだと思われます。 デフォルトをmbcsにしておけば大丈夫かな?

所感編

なんだかあっさりとWebDAVサーバが立ち上げる事ができました。 日本語対応なんかもすこし追っかければ何とかなりそうです。

Zopeインストールや、他のWebDAVサーバーインストールに比べるとなんとも簡単でした。

実行形式ファイルの作成をしてしまえば、USBメモリからWebDAVサーバを立ち上げる事もできるでしょう。

追記(2011/5/3)

最近フォークの方が活発に開発されているようです。

http://code.google.com/p/pywebdav/